Newton(ニュートン) 2017年1月号を読んだ感想です。

大きな特集は超ひも理論に関する内容ですが、個人的には付録としてといている特大カレンダーと海洋資源の話が印象的でした。

特大カレンダーはエンケラドスとエウロパの画像を使用したカレンダーです。中でも紹介されていますが、どちらも表面が氷で覆われている天体で、内部に海が存在する可能性が天体でもあります。

エンケラドス直径が500km、エウロパは直径が3000kmです。

エンケラドスは東京大阪、エウロパは日本の南北の距離とおよそ同じぐらいですね。(距離を比べると以外に小さい)

天体の話では火星の画像もあります。大昔の火山活動による地形などが紹介されています。

海洋資源の話の中で最も驚いたのが現在の石油の30%程度が海底から取得されている話です。確かにイギリスの北海油田など有名な油田がありますが、ここまで多いとは思いませんでした。また日本の周辺の海底資源の話も出てきます。これを見ると排他的経済水域の重要性がはっきりとわかります。

海底資源のメタンハイドレートやマンガンクラフトなど想像以上に日本近海にあることがわかります。コストを無視すればですが、以外に多くの資源が日本の周囲にあることがわかります。

今月の天文ショーとしては双子座流星群が12/14に極大を迎えます。(ただし、ちょうどその日に満月なので観測条件はよくないですね)

また、下記の書籍が紹介されていました。時間があれば購入して、紹介したいと思います。

超巨大ブラックホール 光さえも飲みこむ謎多き“時空の穴”


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