SEO対策の本ということでこの本を紹介します。
タイトルの通りスマートフォンの対応を中心にした内容です。
1章 スマートフォンSEOの基本
現在の検索のシェアなどが説明されています。
スマートフォン対応のための知識の基本的な部分の解説ということでモバイルフレンドリーの考えから注意点が書かれています。
2章 これからのWeb制作の基本
最近話題のレスポンシブルデザインについてです。
単純な書き方というよりは、レスポンシブルデザインにした場合の利点や欠点が説明されています。
3章 ユーザーを意識したモバイルフレンドリーサイトの設計
スマートフォンサイトを作る上での暗黙のルールの解説になります。
内容としては記述を正しくしてユーザーが他のサイトで行っているような動きをストレスなく行えるようにしましょうといった内容ですね。
Webサイトを作る上ではおおよそが基本的なルールなどで確認の意味で読むといいと思います。
共起語やキーワードの話も出ているので、画面上に表示されていない部分での動きなどは見ておくといいかもしれません。
4章 モバイルファーストSEOを実現するサイト構築
HTMLやCSSの記述の方法になります。
昨年HTML5の仕様の確定が行われたこともあり、今後のトレンドになってくるかと思います。
やはり新規の仕様の確定が行われたということで、これまでの記述では表示上問題はないが検索エンジン絡みた場合、良くない状態になっている場合もあるかと思います。
過去、様々な書き方をしていた記述を今後、メンテナンスしていく際に参考になると思います。
5章 パフォーマンス改善
ここで書かれているのは画面の表示速度や処理速度に関わる内容です。
レスポンシブルデザインやHTML5の記述の変更などを行っていると、新規で読み込む必要のあるコンテンツが増えたりスマートフォンサイトでいうと不要な画像の受信が発生する可能性があります。
また、顧客分析用のタグやアフィリエイト用のタグなど現在のサイトでは表示以外の部分で通信が発生する場合もあります。
そうした、表示するまでの事柄をどれだけスムーズに行えるかについて解説しています。
すべてが適用できないかもしれませんが、可能な範囲で処理の見直しを行ってくべきだと感じました。
基本的にはサンプル確認してもらって内容を理解するといった内容ですので、これからSEO対策を行おうとした際にスマトフォンサイトをどのようにすればを確認できる本でした。
今後、対策を行おうとしている人向けの入門書といったところでしょうか。
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