海賊とよばれた男 文庫を読んだので感想を書きます。
映画をみて原作も読んでみたくなり買って読みました。
ネタバレになるので細かな内容は問題だと思うので、控えます。
ただ、映画を見た人も原作は楽しめると思います。原作と違う部分も多くありました。特に映画独自で派手にしたり感動的になるように変えられている部分も多くありました。正直内容が削られているとは思っていましたが、以外に設定を変えられていることに驚きました。(そのままでも良かったのではないかとちょっと思いました)
特に、イランからの石油輸入までを主人公が思い出す形で映画は描かれていましたが、小説はそれ以降の内容も描かれています。(映画では最後の文章でしか書かれていなかった内容です)
とくに、国岡社長を退いたあとの話などもありとても楽しめました。
また、映画はあくまで主人公目線で描かられているのでその裏で動いていた店員の活躍があまり描かれていませんでした。困難な事があり、国岡が動きその中で解決されていく成功話といった内容ですが、小説ではそれぞれの場面で動いていた人たちの活躍を読むことができます。
正直映画を見ていたので、それを思い出すだけの内容になるかなと思いましたが映画が小説を理解するための材料になりました。
正直、映画を見た人は小説も読んでみるとより楽しめると思います。
上のリンクからネットショップにリンクしていますので、買って読んでいただければと思います。