映画「スノーデン」を見ましたので、感想を書きます。
ネタバレを含みますので、映画館で内容は見たいという方はこれ以降は見ないようにお願い致します。
あくまで、映画ですのでフィクションとして見るようにしたほうが良いかと思います。(少し無茶な行動をしているシーンがあるので)
2000年代に有名になったスノーデン氏の特殊部隊時代からCIA時代、そして機密情報の暴露までの話をまとめた映画です。
映画は機密情報に関する暴露を行うためのインタビューの中で、過去の出来事を思い出してくという形で物語は進んでいきます。
始まりは、特殊部隊時代から振り返ります。正直、CIAの情報管理している部署にいたという印象が強く、最初は特殊部隊にいたことに驚きでした。
特殊部隊の訓練中の負傷によって復帰できなかったがそれでも国家にたいして貢献しようとした中で、アメリカの諜報機関からスカウトされる。
その中で、情報処理に関して秀でた才能をしめし実現場に配属される。
その中で知り得たのは、国家がありとあらゆる通信を傍受しているという事実であった。それはありとあらゆる通信を傍受しさらにそれらを関連付け関わりのある人まで同時に検索可能なシステムが構築され、それらが秘密裏に運用されているという驚愕の事実を目にする。
特殊部隊を退役後知り合った女性と付き合っていたスノーデンだが、転属と機密情報の遵守とありふれた日常との中で次第にズレが生じ始める。
ただ、一度距離を置くことで互いの存在が必要なものであることに気付き米国で再びともに生活を始める。
そうした中でさらにハワイへの移動の選択肢がスノーデンに与えられる。
これまで仕事を最優先していたスノーデンだが、ここで初めて迷いが生まれる。彼女との相談の上ハワイに行くことを決意する。
ハワイでの仕事の中で、やはり機密情報を取り扱っているやり方に疑問をもち暴露することを決意する。
その後香港に渡り機密情報を暴露することになる。
おおまかなシナリオは以上です。あくまで映画ですのでおそらく不明な部分はフィクションで埋められていると思いますが、時代背景や年代的にどのようなことがあったかわかりやすくなっていました。おそらくデータの持ち出しなどは映画以上のことがあったのはないかと思います。
また、違法な情報収集について暴露することで正義を貫いたが9.11の起きたアメリカでは機密情報を持ち出して暴露したことへの反感もあったのだと感じました。おそらく今後もかれは生まれ故郷から追われ続けることになるかと考えると、とんでもない覚悟を持った行動をしたのだと感じまいした。
以上、感想でした。