先日行われたJava Day Tokyo 2016に参加してきました。

その感想をまとめたいと思います。

発表のスライドについては講演者の方が公開していただけると思いますので、ご確認いただければと思います。

今回は来年リリースの予定のJava SE9のセッションが多くありました。ただJava SE8のように大きな変更になる部分があまりないということでJava SE8リリース前後のイベントと比較して盛り上がりには欠けたかなと感じました。

今回のJava SE9は新しい文法の追加よりは、アプリケーションの作り方の変化に対応するためのバージョンアップとなっている印象ですね。

また興味のあったJava EEのセッションも幾つか参加しました。

やはり、話題になったのはサポート切れとなってくるフレームワークからの移行の話がありました。確かに最初にしっかり作れば問題のない業務システムであれば、移行すると今後のバージョンアップにも対応が可能だと感じました。とくにJSFなど表示技術が向上して昔のいかにも基幹システムと言った印象のページから、見やすさや管理しやすさ、初見で動きがわかりやすい表示といったものができるようになってきた点が大きいと感じました。

ただ、外部公開するようなサイトで変更が常に必要になってくるサイトにはまだ適用できないかなと感じました。

あまりJSFなどの知識がなくても作成できるHTMLとアプリケーションをもっと簡単につなげられるようになればもっと利用範囲が増えるような気がしました。(サードパーティ製のモジュールもあるがサポートの問題が出てくる可能性があり、そのたびに変更先を見つけるのは負担が大きい)

 

また、今回の会場は品川のホテルの会場をかりて実施されましたが、他の方の感想でも書かれていますが会場が狭かった印象がありました。もちろん無料で参加しているので、贅沢を言うべきではないことは重々承知していますが、それでもパソコンを広げても左右の方にぶつからない程度のスペースはほしかったです。(オラクル主催のJavaの日本最大級のイベントでホテルや大きな会場を借りての開催なので、少しぐらい参加費をとってもいいのではないかな)

 

来年はJava SE9 Java EE8のリリースの予定になっているので、その動向を注目していきたいと思います。

 


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