キャタピラーの感想です。(まだ5巻までしか読んでいないので、最新刊までの感想は読み終えたらまた書きます)
毎度のことながらネタバレがありますので、ご注意を。
主人公はアラクニドでも登場した芋蟲の姉さんです。
どうして組織に入ったかなどが明かされ、芋蟲の姉さんの活躍が描かれています(アラクニドから1年前の設定です)
今回はおもな舞台を豪華客船で正体不明の蟲である「揚羽」へ挑む物語となります。(少なくとも今のところ)
アラクニドで登場したリオックや蜘蛛、兜蟲などの暗殺者も登場します。むしろ、彼らが出会った物語ですね。前作でなぜみんな敵の技を知っているのかと思ったが、これだけ特徴的な技を持っていると記憶にも残りますよね。
前作では主人公と無傷の引き分けとなった本作の主人公ですが、今回はいろいろな蟲と死闘を繰り広げるので、本格的な戦闘が繰り広げられます。前述の通り出会いの物語なのでそれぞれの蟲が初対面の戦闘の描写となっています。(ひとまず毒使いの皆さん、毒が効かなかったときに驚きすぎです)
前作との比較になってしまいますが、前作は女子高生が主人公だったので仲間(?)も女子高生が多かったように思います(コスプレの方もいましたが)
今回は、味方のバリエーションも広がっています。マッチョのお兄さん、男の娘などキャラも際立っていますね。まさか最初の仲間が1巻の最後まで生き残れなかったのは驚きでしたが。
また本作は作画の方が途中で変わるので、作風だけで選ばないようにしたほうが良いかと思います。
ひとまずいま刊行されている9巻までの感想は近いうちに公開します。(本日注文したので来週ぐらいまでお待ちください)
前作のアラクニドの感想はこちらから