Re:CREATORS を見終わりましたので感想を書きます
まだ見ていない人はネタバレを含みますので、ご注意ください。
久々に2クール分割無しのアニメを完走した気がします。まとめて見ることはよくありますが、本作は毎週見ていました(流石にリアルタイムでは見ていませんでしたが)
アニメやマンガの主人公が現実に現れて活躍する作品は多くありますが、ここまで作者とこくからんだ作品は少ないのでは無いかと思いました。(絵を書いて現実に現れるといった作品はあったかな)
途中で声優の特番があったりで、万策尽きたかと思いましたが最後まできれいにまとまった作品になったのではないかと思います。
また、本作の特徴は現界したキャラクターというより、それに関わる人達の成長や葛藤が題材になっています。(確かに主人公らしさというところで一直線なキャラクター多かったと思います)
そういった意味では物語を持っていなかったアルタイルは主人公に近い性格をしているが、根本のところを揺さぶられると脆い一面も持っていた敵で魅力的でした。
確かに、様々な人達によって描かれるオムニバス作品として出される作品は原作の設定を活かしつつそれぞれの特徴がでた作品になる。そうした作品の特徴をすべて吸収した敵として登場したアルタイルの無敵度合いは理解できる。
また、最終決戦ではアルタイルがいう反則技で決着をつけられましたが、単純に力で勝つのではない解決策として良かったです。
最終話ではキャラクターたちがそれぞれの作者達への願いを伝えるという形できれいにまとまった思います。(まさか最初に現界したアリステリアがいないとは思っていませんでしたが)
本当に最終決戦と最終話でキャラクターがそれぞれ作者に願いを伝えるということで、作者から与えられたことへの返信が返され作品名の意味が反映されていると思いました。
そして最後にひとことマガネさん最終話に出てこないというのは衝撃でした。(あれ、最終決戦にはいたはずだから現実世界にいるんじゃなかったけ)
まあ、特集能力も失われたので反則的な技は使えなくなっているので脅威はなくなったとの判断だったとおもいますが、野放しにしていいのかな?(性格的に結構危ないと思うんだけど)
以上、感想でした。