キャタピラーの9巻まで読み終わりました。感想を書くのが1週間遅れました。
5巻から続く船上パーティでの死闘が続きます。(4巻あってもなかなか進みませんね)
いろんな蟲が登場してド派手な戦闘が続きます。しかも今回は仲間も多いのでいろいろな場所で特殊能力を持った戦闘になります。
表紙はそれぞれの本の中で、活躍した蟲なので以外に主人公が表紙を飾ることが多いですね。
6巻…華蟷螂
7巻…蠍
8巻…芋蟲
9巻…兜蟲
いろんな蟲の修正や特性を学べる内容でした。(しかし、今回は技術というより特殊体質をもった暗殺者が多いね。鍬形の2段変形がとんでもないです。体格から何もかも異なる体になるのは少しやりすぎじゃないかな)
徐々に黒幕の姿が見え始めてきた感じがしてきていますが、この人はアラクニドでどんでん返しに次ぐどんでん返しがあったので、これが真実かどうかは確定していないと思います。
風呂敷が広がり広がりだしている感がありますが、どのような形でそれぞれが決着がつくか楽しみです。
特に平鍬形VS兜蟲の戦いはド派手になりそうで面白そうです(次巻で決着がつくかな?)
いまのところ最終決戦は芋蟲と揚羽蝶の戦いになるかと思いますが、揚羽蝶というときれいな羽のイメージですがどのように戦うのか気になります。これまでは捕食者としての蟲は多く出てきましたが、みつを主食とするような蝶が戦闘を行うイメージがないので楽しみです。
また細かいところでは9巻で兜蟲をお姫様抱っこするゴキブリの描写がありますが、「重い」といっているのが興味深い描写ですね。前作でも描画がありましたが、兜蟲が想定以上に重いのか、それともゴキブリの力が1年で成長したのか気になるところですね。
また、兜蟲の武器の兜ホーンが完全にへし折られていましたが、1年後にも登場しているので直したのかストックがあるのかどちらかな?個人的にちょっと気になります。
また作者の別の作品のキリングバイツがアニメ化されるとのことなので、読んでみようかと思います。