TVアニメのプリンセスプリンシパルを見ましたので感想を書きます。

前クールで放送は終わっていますが、まだこれから見る方はネタバレを含みますのでご注意ください。

昨今のアニメでは珍しく、マンガや小説原作ではないTVアニメです。

舞台は19世紀のロンドンが舞台、重力の操作を可能にした鉱石の発見によって超大国となった王国が崩壊した世界。

ロンドンは東西に分断され、王国と共和国にわかれていた。その中で暗躍する女子高生?スパイの話です。

話数と時系列は一致していないので、サブタイトルに数値が振られているので話の流れを確認するのであればこちらを見たほうが良いかと思います。

さてここから主人公の紹介をしようと思うが、凄まじく複雑でかなりネタバレになります。

アンジュ・・・共和国のスパイで王国王女と瓜二つの容姿を持つ少女、その正体は元王国王女シャーロットで革命前夜に自分と同じ容姿を持つスリの少女アンシュと入れ替わった後に別れ離れになってしまい戻れなくなってしまった。共和国のスパイだが、裏では王国王女になってしまったアンジュを救い出し、別の国に逃げようと画策している

シャーロット・・・現王国王女で王位継承順位4位の少女。女王になり、王国と共和国の壁をなくし、別れ離れになってしまった人が再び会えるようにしさらに身分などの人々の心の壁をなくそうとしている。主体は王女と入れ替わったスリの少女アンジュである。スラムで育ち王女に出会うまで読み書きすらできなかったが、入れ替わった後に自身が王女であるという嘘をつきとうすために、様々なスキルを身に着けた努力家(というより天才だよね)

ドロシー・・・スパイチームのリーダー的存在。アンジュとはスパイ時代の同期。運転技術と射撃技術は一流。色仕掛けも行うが、以外に仲間思いな性格。

ちせ・・・日本からきた留学生。共和国・王国のどちらにつくべきかの判断を行うためにスパイチームのなかから情報収集を行っている。

ベアトリス・・・シャーロットの侍女。父親から生体実験を行われ、声帯が機械になっており一度聞いた人の声であれば完全に再現できる。

最後の話を除いて、1話完結の構成になっています。なのでスパイものにありがちな複雑なトリックやどんでん返しといったことはあまりありません。トラブルがあったためにアイデアを出して解決することはあります。

個人的にはドロシーの父親との話が好きです。ドリシーの話は最終的にはバッドエンドなかんじですが、ドロシーに父親の気持ちが伝わったのは良かったと思います。


(第7話より)

あとは、アンジュとシャーロットの入れ替わってしまった出来事を回想する話も好きです。


(第9話 やばい、かわいい、今見るとすこし髪の色が違うんだね)

19世紀が舞台なので、日本がまったくしられていないなどそれに伴う出来事など各所に面白いネタがあります。

全体の感想としては2期を作って欲しいアニメです。正直アンジュたちの敵であるノルマンディー公などと直接対決はないので、アンシュたちがノルマンディー公と対峙するような話があれば見てみたいです。また、アンジュとシャーロットの願いがどのように叶えるのかそんな話を見てみたいと思います。

また、脇役ですが2度でてきた取り立て屋など結構キャラクタとしては面白いので、関わる話などが見れると面白いと思います。(シャーロットが経営再建した洗濯屋も面白い)

1クールの中でキャラクターの過去の話を行い、いろいろな作戦を行い、内容としては濃いアニメです。総集編であるアンジュレポートまですべて放送された後にまとめてみたので、ここで終わるのはもったいないと感じました。


(ノルマンディー公の側近の人の話も見てみたいな)


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