今更ながら12月まで放送していたアニメを見終わったので感想を書きます。
ネタバレもありますのでご注意を!!
本作名前だけは知っていましたが、小説は読んだことがなかったので内容も何も知らずに見ました。今も小説を読んでません。
1話を見始めた時は高校生の日常の中に起きたちょっと不思議な出来事をまとめた内容かと思いましたが、表には見せない葛藤などが描かれていて面白かったです。
それぞれの出来事が短編形式でまとめられていたのもあまり見ない形式でした。その分内容がまとめられ解決まで間延びせずに見やすいと思いました。
一つの目的のためにしっかりと描かれているアニメやそれぞれは短編だが、本当は色々な伏線が入っているアニメの好きですが、1クールで行うと広げた風呂敷を一気に畳み込んだりして最後が駆け足になってしまう場合や2期3期前提で最後までまとまらないものもあるので、そういった中途半端な形にならずまとめられていたと思います。
こういった形式で過去にあって思いつくのは化物語が同じように短編でまとめられていたと思います。
それぞれの短編のヒロインもそれぞれタイプが違っていてよかったですし、主人公の切り返しスキルは本当に見ていて面白かったです。
(化物語にもハマったし、言葉遊びがある作品は面白い)
ただ、やはり原作を知らないので最終話の終わり方は展開が急でした。
謎の高校生(中学生?)牧之原翔子とは一体なんだのかが全く明かされませんでしたね。主人公を励ますのはいいが、存在したいが不確かで結局正体がわかりませんでした(もしかしたら何かしらの伏線はあったのかな、化物語の忍野扇みたいな)
消えた主人公妹の人格も唐突でした。正直あの無邪気さは見ていて面白かったですし、2年間の引きこもりの後自分の意思で外に出ようと努力した姿はよかったと思うのですが、寝て起きたら消えてましたはちょっと唐突だったような気がします。
(まさかこのまま出てこないなんてことは・・・)
主人公の親の態度も正直釈然としませんでした。2年間子供から距離をとっていたのが、記憶が戻ったからそれまでの2年間がなかったように振る舞うのはどうかと思いました。
放送期間中に劇場版の発表もあったので、その辺りを解決してスッキリするといいなと思います。
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