本当に今更ながらアニメの「宇宙よりも遠い場所」を見終わりました。
なので感想を書きます。
去年録っていたものをずっと見ずに残っていたものを、今更ながら見ました。
内容は女子高生が南極を目指し、その過程と実際に南極で過ごした出来事を描いたアニメ作品です。
アニメの前半は南極に行くまでの物語、後半は南極での生活が描かれています。前半では4人の女の子が出会いそして南極へ行こうとするためにお金をためたり関係者に突撃したりして行きます。
一人で南極を目指していたしらせ、無邪気だが何も目的もなく過ごしていたマリ、マリのバイト先の先輩?のひなた、南極に行く企画に関わっていた後輩のゆずきの個性や背景が異なる4人が出会っていく中で、友情を深めていくのは見ていて楽しかったです。
南極についてからは日常とは異なる南極での生活が描かれています。放送されたのは1年前で作中は基本的に雪や氷が描かれているので勘違いしがちですが、作中ではこれから極夜にむかって季節が進んでいく夏が舞台となっています。
考えてみれば当たり前ですが夏とはいえ南極はブリザードが吹き荒れることもある場所であること再認識しました。
作品の中では、しらせの母親であるたか子さんの存在が大きく描かれているのも印象的でした。母親の消息をたった南極にむかうしらせ、3年前その母親と南極に来ていたクルーたちそれぞれが3年前の出来事に対して区切りをつけたり、約束を守るためなどそれぞれの目的のために南極に向かっているのがしっかりと描かれていたと思います。
映像でも、涙を流すシーンが各所でありますが、しっかりと描かれていたり瞳は描かず涙だけが流れるシーンであったり違いはありますが、それぞれのキャラクターをしっかりと描かれていたと思います。(主要人物は個性が強いので、関係性も覚えやすいと思います)
なにか生命に危険が起きるわけではありませんが、見ていて心温める作品でした。
最終話も南極との別れやそれぞれの旅立ちなど見ていてよかったです。
最後のまりの幼馴染の行動が最後のサプライズなので最後までちゃんと見てください。
サントラとかもあるので下のリンクからどうぞ。