今日サイコパスの映画の3部作の最後のcase3をみました!!
本当は公開すぐに見たかったけど、用事が重なり結局今日になりました。
下のはcase1の本の表紙です。
三部作それぞれで主人公を変えてそれぞれの視点で描かれた3部作でした。
それぞれで時間も場所も出てくる人も違っている3部作ですが、それぞれが抱える歪みというものが描かれていたと感じました。
case1は現在の日本、アニメ本編の続きになる作品でした。シビラシステムの目という一見正義をなしている裏で更生という名のもとに裏の仕事を従事していました。
case2は過去の日本、おやっさんが生きていたときの話です。(おやっさんの声がもう聞けないのは本当に残念です。)シビラシステムが稼働をはじめその中で生まれた齟齬が描かれています。また、日本という国が他国に対してもシビラシステムを広めようとしている裏の一面が描かれています。この作品では、おそらくこれから関わってくるであろう外務省のフレデリカが初登場します。
case3は現在のアジアです。映画では出ていましたが久々の登場する狡噛が主人公です。フレデリカも登場します。この作品ではシビラシステムは登場せず、本当の民族の争いが描かれています。この作品は他の2作とは内容が大きく異なりますが、第3期に向けた序章のような意味があったのかと思います。
この3作の特徴はこれまで主人公だった常守朱から離れ、それぞれの公安局のメンバーであったり、狡噛であったりの視点で描かれているので新鮮だと思います。また、シビラを今の日本の一角を担っていながらもその存在を悪と考えている朱とは違う視点で描かれている世界というのも良いかと思います。
また、case3で日本に戻ることを決意した狡噛ですが、人材を引き抜こうとする外務省のフレデリカと一緒に行動するので、公安局メンバーとは共闘というよりは対立しながら進むのかなと思います。映画2作に登場していますが、フレデリカさんの素性が全く出ていないのも気になりますね。
アニメの第3期が本当に楽しみな作品ですね。